製品レビュー

コストパフォーマンス◎の天然温泉水!通販売上No.1の「財宝」

2018.01.23 | 温泉水, アルカリイオン水

財宝

ミネラルウォーター製造工場に11年勤めていた管理人が、さまざまなお水を実際に飲んでレビュー!
美味しさや価格はもちろんのこと、品質や安全面などを総合的に評価します。

今回レビューするのは、鹿児島県の桜島から10kmほど南下した場所にある、垂水市の温泉水を使用した「財宝」です。
大相撲の遠藤関が出演するCMでもおなじみで、ミネラルウォーターの通販部門では11年連続で売上第1位を誇っています。

そんな多くの人に愛飲されている財宝ですが、果たして味や品質はいかがなものでしょうか…!検証していきます!

財宝 製品情報

財宝

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(温泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:6.8mg
カリウム:0.13mg
マグネシウム:0.02mg
カルシウム:0.18mg
pH値 8.9
硬度 4mg/L
採水地 鹿児島県垂水市浜平

ナチュラルミネラルウォーターは、人工的にミネラルを足したり成分をいじったりしていない安全なお水です。
しかし、財宝は硬度が4mg/Lと軟水の中でも特に低い数値なので、ミネラル補給にはあまり向いていません…。(理由は後ほど!)
pH値は8.9とアルカリ度が高く、胃腸の調子を整えてくれる効果が期待できます。

デザインや耐久性をチェック!

財宝

実飲の前に、まずは製品の品質に問題がないかチェックしていきましょう!
(と言いつつ、写真は飲んだ後に撮影しちゃってますね…。すみません…)

ペットボトルの形状・耐久性

財宝のペットボトルの厚さはその他の商品と比べてもかなり分厚い方で、耐久性は相当高いと思います。

実はペットボトルには目に見えないほどの小さな穴が開いているのですが、そこから僅かな空気が入り込み、中のお水が空気に触れることで劣化(酸化)してしまいます。

しかし、ペットボトルの厚さが厚ければ厚いほど中に空気を通しにくくなるので、財宝は長期保存に向いているお水だと言えます。

固いボトルと柔らかいボトルの違い

ただし、このペットボトル本当に固いので、捨てるときに潰したい場合には大変苦労をします…。
耐久性バッチリですが、なかなか潰せないのでゴミ箱がすぐいっぱいになるというデメリットはあるかもですね。

ラベルデザイン

財宝のラベル(表・裏)

財宝のラベル(右・左)

続いて、ラベルを見ていきましょう。

ブルーを基調としたとてもシンプルなデザインですが、ラベルの全面に文字という文字が詰め込まれていて、ちょっと読む気が失せてしまう管理人…(^▽^;)

まあそこは置いておきまして、財宝のラベルは熱を加えてボトルに密着させる『シュリンクラベル』を採用しています。

ペットボトルにただ巻きつけるだけの『ロールラベル』というものもありますが、シュリンクラベルの方が丈夫で製造コストがかかります。

シュリンクラベル ロールラベル
熱を加えてラベルを収縮させ、ボトルに密着させる方法のラベルのこと。容器にフィットするため仕上がりが美しいが、コストがかかる。ミシン目を入れてラベルを剥がせるようにしている。 ペットボトルに巻きつけてのり付けしたラベルのこと。簡単にできるのでコストがシュリンクラベルよりもかからない。ラベル端にある「▲はがし口」から簡単に剥がすことができる。

上記のように両者には違いがありますが、シュリンクラベルの方が工場的にはお金がかかっているということだけ覚えておいていただければ問題ないかと!(笑)

ロールラベルの方が簡単に剥がせるので、捨てるときに楽ですけどね…。

キャップの品質

財宝のペットボトルのキャップ

財宝の飲み口のフタをよく見てみると、中央に「財宝」と彫られていて、わざわざ専用のキャップを使用していることがわかります。

が、しかし、この財宝のキャップ、他の飲料製品と比べるとちょっと粗悪品なんです。

ペットボトルの一般的なキャップと、財宝のキャップ

上の写真をご覧いただければわかると思うのですが、一般的なペットボトルのキャップに比べて、財宝のキャップは高さが少々低いのがわかります。

たった数ミリの違いですが、これが開け閉めのしやすさに大きく影響を及ぼします。

まず、キャップの高さが低いと開栓する時に手の力が伝わりにくくなるため、開けづらくなるというデメリットがあります。

また、フタをする際にキャップが斜めになってしまってちゃんと締まらず、気づかずにペットボトルを横置きにして中身をこぼす…なんてことも。

管理人は財宝を2週間毎日飲み続けましたが、キャップの開け閉めをする度に毎回スムーズにいかなくて、想像以上にストレスとなりました…。

500mlとか飲みきりタイプならまだ良いんですが、2Lですからね…。

BIB(バッグインボックス)タイプのお水は買うべからず!

今回レビューしたのはペットボトルタイプのものですが、財宝にはBIB(バッグインボックス)タイプの商品もあります。

BIB(バッグインボックス)

BIBとは、お水をビニール製の袋に詰め、さらにダンボールで梱包したもののことです。コックを付けることで、飲みたいときに必要な分だけお水を出すことができ、使い勝手がいいのが特徴です。

しかし、BIBのお水を毎日飲むことはおすすめできません。

なぜなら、BIBは水を充填させた後に必ず高温で殺菌処理を行わなければいけないのですが、この時に加えられる熱でビニールが溶け出し、有害成分や臭いが水に移ってしまうからです。

溶け出すと言ってももちろん少量のため、直ちに体に影響が出るということではありませんが、そんなお水を毎日飲み続けるとなるとよくありません。

また、ペットボトルよりも薄くて柔らかい素材であるため、空気も良く通してしまい、お水の劣化も早いと言えます。

BIBの方が安くても、ミネラルウォーターを買うならペットボトルタイプのものにしましょう。

実際に飲んでみた感想

財宝を実際に飲んでみた感想

財宝は硬度が4mg/Lと軟水の中でも特に低い数値のため、非常に口当たりが柔らかいというか、柔らかすぎる!!という印象を受けました。
常温でも美味しく飲むことができ、確かに日本人好みの水質だなぁと感じるのですが、問題は飲んだあとです。

財宝って、飲んでも飲んでも喉の渇きが満たされないんです。

というのも、硬度が低い=ミネラル成分の含有量が少ないというのが理由として挙げられます。

最近は「ケタ違いの超軟水!」と謳って販売されるミネラルウォーターが多く見受けられ、硬度は低ければ低いほど良いというような風潮が強くなっていますが、決してそんなことはありません。

例えば、硬度が0mg/Lである純水は、飲むと体内にもともとある栄養素やミネラルを奪ってしまい、尿となって排出してしまいます。

>> 詳しくはこちらの記事をご覧ください。

上記はあくまで硬度0mg/Lである水の話であり、財宝を飲んだからと言って体の栄養素をたくさん持って行かれるわけではありませんが、硬度が一桁台の超軟水は、ミネラル成分の補給という視点では期待できません

財宝はミネラル成分が少ないために、飲んでも喉の渇きが満たされることはなかったのですね。

まとめ

上記で財宝についてけちょんけちょんに批判しているように見えますが、美味しいお水であることと、高い水準の品質に保たれていることは間違いありません。

また、硬度が低いお水は食材の味を引き出すとされていて、和食などの繊細な料理に向いていると言います。

管理人は2週間毎日1.5Lを飲み続けてみましたが、特に体に変化が起こるわけでもなった(常に喉の乾きは感じていましたが…)ので、健康のために常飲するというよりも、お料理や炊飯に使用するのに適しているお水なのではないのかな、というのが個人的見解です。

温泉水というカテゴリーの中では手頃な商品でもあるので、それが良心的だと思える要因のひとつですね。

一口にお水と言っても適材適所があるっていうことで、今回のまとめになります!

評価

総合評価 ★★★★
おいしさ ★★★★
品質 ★★★★
オシャレ ★★★
価格 ★★★★

バナジウム天然水「ふじのみず」

高級温泉水「富士山のおもてなし」