製品レビュー

飲みやすい軟水&低価格だけど、発ガン性物質が検出…「ボルヴィック」

2018.05.07 | ミネラルウォーター

Volvic(ボルヴィック)

ミネラルウォーター製造工場に11年勤めていた管理人が、さまざまなお水を実際に飲んでレビュー!
美味しさや価格はもちろんのこと、品質や安全面などを総合的に評価します。

コンビニやスーパーなどで手頃な価格で購入できる「Volvic(ボルヴィック)」です!
ヨーロッパ産のミネラルウォーターとしては珍しく、日本人好みで飲みやすい軟水で、日本でも知名度バツグンのお水で、みんさんも一度は飲んだことがある銘柄ではないでしょうか?

今回も品質や成分など、さまざまな視点からレビューしていきたいと思います!

ボルヴィック 製品情報

Volvic(ボルヴィック)

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(鉱泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:1.16mg
カリウム:0.62mg
マグネシウム:0.8mg
カルシウム:1.15mg
サルフェート:0.9mg
pH値 7
硬度 61.6mg/L
採水地 フランス ボルヴィック

外国産のミネラルウォーターは、「ナチュラルミネラルウォーター」と名乗るためには下記の5つの条件を満たした地下水でないと許されておらず、日本の基準とは少し異なっています。

  1. 殺菌処理やその他の人口的な加工を行われていない水であること。
  2. 水中の成分に有害性が無いことが医学的・科学的に立証されていること。
  3. 採水の際に空気に触れない状態でボトリングすること。
  4. 水質汚染を防ぐため、採水地周囲の環境保全がなされていること。
  5. 健康に有益なミネラル分を一定量保持し、ミネラルバランスが良いこと。

硬度は61.6mg/Lと、日本産のミネラルウォーターとあまり変わらない数値なので、軟水を飲み慣れている日本人も抵抗なく飲むことができます。
また、デトックス効果が期待できるミネラル成分「サルフェート」が含有されているのも特徴の1つです!

デザインや耐久性をチェック!

Volvic(ボルヴィック)

味の確認をする前に、まずはボトルの品質や耐久性などをチェックしていきましょう!

ペットボトルの形状・耐久性

ボルヴィックのペットボトルは少し柔らかい材質でできていて、簡単に潰せることができるので捨てる時に便利です。

しかし、こういった柔らかいペットボトルは内部に空気を通しやすく、中の水の品質が劣化(酸化)しやすいというデメリットもあります。

固いボトルと柔らかいボトルの違い

もちろん賞味期限以内であれば問題なく飲むことができますが、こういった柔らかいペットボトルに充填されているミネラルウォーターをより新鮮でおいしい状態で飲むためには、購入から早めに飲みきってしまうことをオススメします!

ラベルデザイン

ボルヴィックのラベル

ボルヴィックのラベルを見えやすいようにボトルから剥がしてみました。このグリーンのラベルが特徴的ですよね。

さて、ペットボトルのラベルには『ロールラベル』『シュリンクラベル』という特徴の異なる2種類があって、ボルヴィックには前者のラベルが採用されています。

ロールラベル シュリンクラベル
ペットボトルに巻きつけてのり付けしたラベルのこと。簡単にできるのでコストがシュリンクラベルよりもかからない。ラベル端にある「▲はがし口」から簡単に剥がすことができる。 熱を加えてラベルを収縮させ、ボトルに密着させる方法のラベルのこと。容器にフィットするため仕上がりが美しいが、コストがかかる。ミシン目を入れてラベルを剥がせるようにしている。

シュリンクラベルの方が強度が高く、どんな形状のボトルにもフィットして美しく仕上がる包装技術です。

対して、ロールラベルはシュリンクラベルと比べて強度は劣りますが、シュリンクラベルよりも簡単に剥がしやすいので捨てる時に楽です。

両方のラベルで特に優劣をつけることあありませんが、シュリンクラベルの方が生産上はコストがかかってますよ〜ということを、なんとなく覚えておいていただければOKです!(笑)

キャップの品質

一般的な飲料製品のキャップとコントレックスのキャップ

皆さんは、外国産のミネラルウォーターはフタが開けにくいと感じたことはありますか?

ボルビックのキャップと日本産のミネラルウォーターの一般的なキャップを比較してみると、ボルヴィックのキャップの方が高さが少し低いのがわかります。

外国産のミネラルウォーターはキャップの高さが日本製のものよりも低いことが多く、キャップの高さが低いと開栓する時に手の力が伝わりにくくなるため、開け締めしづらいと感じるんです。

こういうところを見ると、やはり日本の商品って細かいところまで配慮が行き届いているんだなぁと思います。

ボルビックから発ガン性物質「硝酸性窒素」が検出!自主回収も…

ミネラルウォーターの品質は、大手メーカーや有名ブランドだから安心だと言い切れないのが、お水選びの難しいところです…。

実は、ボルヴィックは発がん性物質の「硝酸態窒素(硝酸性窒素)」が検出されたと大きな話題になったことがあります。

セブン‐イレブンで売られていた7銘柄の水質を調査したところ、「六甲のおいしい水」「Volvic」「evian」から、硝酸性窒素が2 mg/L検出された。

ブルーベイビーや発ガン誘発のリスクがあり、水道法で10mg/L以下とする水質基準が設けられている物質だ。

基準内とはいえ、お金を出してまで、これらを買って飲むのは避けたほうが無難で、特に乳幼児がいる家庭には持ち込まないほうがよい。

【参考】六甲のおいしい水、volvic、evianは硝酸性窒素入り 幼児は注意|My News Japan

水道水に定められている基準値以内の量ではありますが、わざわざお金を出して購入するミネラルウォーターでこの成分が検出されること自体が問題です。

また、2017年5月にはプラスチック片が混入してしまい、 約370万本を自主回収するという騒動も起こっています。

キリンビバレッジ株式会社(社長:堀口英樹)が輸入ならびに販売している「ボルヴィック 500mlペットボトル」の一部商品におきまして、プラスチック片が混入している可能性が判明し、下記の商品を自主回収させていただきますのでお知らせいたします。

原因はフランスの製造工場の充填機におきまして、プラスチック製の部品(1個)が破損し、その一部が容器内に落下したことによるものです。当該プラスチック片の材質はポリエチレンであり、充填工程においても常に内容液(ナチュラルミネラルウオーター)と接している部品です。食品に使用する安全性基準を満たし、内容液の成分などには影響を与えないことを確認しております。

【参考】商品の自主回収に関するお詫びとお知らせ |キリン

世界的にも有名なミネラルウォーターですが、安全なお水と言い切れないのが残念ですね…。

実際に飲んでみた感想

ボルヴィックを実際に飲んでみた

ボルビックは日本人でも飲みやすい軟水なので、口当たりが柔らかく、とても飲みやすいミネラルウォーターだなという印象を受けました。

ミネラルバランスも良くて、人口的な加工も行われていないお水なので、自然本来の豊かな味わいも感じることができ、素直に美味しいお水だと思えます。

お手頃な価格で美味しいお水を飲むことができるのは非常にうれしいですが、やはり発ガン性物質が検出されてしまったのが気になってしまいますね…。

まとめ

味や価格、ミネラル成分のバランスなど、さまざまな面から見てもとても良いお水なのですが、発ガン性物質が検出されてしまったことや、過去に異物を混入させてしまったことがあることを考えると、毎日常飲するのはちょっと怖いですよね…。

本当に自然本来の旨味を感じることができるミネラルウォーターって意外と少ないので、安全面に不安があるというのは非常に残念に思います…。

以上、ボルヴィックのレビューでした!

評価

総合評価 ★★★
おいしさ ★★★★
品質 ★★
オシャレ ★★★★
価格 ★★★★

バナジウム天然水「ふじのみず」

高級温泉水「富士山のおもてなし」