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日本人にオススメ!水のプロが選ぶおいしいミネラルウォーター10選!

2018.3.29 | ミネラルウォーター,  軟水

日本人にオススメ!水のプロが選ぶおいしいミネラルウォーター10選!

コンビニやスーパーなど、どこでも気軽に購入できるミネラルウォーター。
今や数え切れないほどの種類の商品が巷に出回っていますが、皆さんは本当においしいお水をご存知でしょうか?

日本は水に非常に恵まれた島国で、世界的に見ても水道水の味・安全性ともにトップレベルで、本来ならわざわざお水を買う必要はありません。
そんな日本でなぜ、ミネラルウォーターを購入する文化が生まれたのでしょうか?それは、毎日飲むお水だかららこそ、より安全でおいしく、体に良いものを選びたいという気持ちからです。

しかし、

「ミネラルウォーターってどうやって選べばいいの?」
「自分の体に合うお水ってどれだろう?」

と、お水選びの大切さは分かっていても、何を比較して選べばいいか分からないという声も多く聞かれます。

今回は、ミネラルウォーター製造工場に約11年勤めていた経歴を持つ筆者が、日本人の体に合った本当においしいお水をランキング形式でご紹介します!
数多くあるミネラルウォーター製品の中から、10種類を厳選しました。

おいしいお水を選ぶための3つのポイント

ミネラルウォーターランキングをご紹介する前に、まずは本当においしいお水を選ぶために必要な知識をご紹介します!
難しいことはなく、これからご紹介する3つのポイントを知っているだけで、普段飲んでいるミネラルウォーターが自分の体に合ったものなのか判断することができます。

1.硬度(軟水と硬水)

皆さんはお水にも硬さに違いがあるのをご存知ですか?
これを『硬度』と言って、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量が少ないか多いかによって、お水が柔らかい(軟水)か硬い(硬水)かが決まるのです。
軟水と硬水の分類については、WHO(世界保健機構)によって下記のように定められています。

WHO(世界保健機構)の硬度の分類

分類 硬度(mg/L)
軟水 軟水 60mg/L 未満
中程度の硬水 60~120mg/L
硬水 硬水 120~180mg/L
非常な硬水 180mg/L 以上

日本人の体に適していて、かつおいしいと感じられるお水は『軟水』です。

このように言い切るのにはちゃんとした理由があって、それは日本人は昔から軟水を飲み続けてきた文化があるからです。

というのも、日本の地形はカルシウムとマグネシウムを含んでいる石灰岩の地層が少ないという特徴があります。
また、島国のため傾斜が急で土地も狭く、降り注いだ雨雪が地層に浸透している時間が短くなるので、カルシウムとマグネシウムをあまり含まない軟水になるのです。

対して、欧米諸国は石灰岩の地層も多く、傾斜が緩やかで土地も広いので地層に長く雨水が留まり、硬水ができやすいと言われています。

このため、昔から軟水を飲み続けてきた日本人には軟水のミネラルウォーターの方が体に合っているとされていて、慣れていない硬水を飲むとお腹を下してしまうこともあるのです。

pH値(酸性・中性・アルカリ性)

pH値とは、お水の性質を0〜14の数値で表したものです。
pH7.0を中性として、数値が0に近づくほど酸性が強くなり、逆に14.0に近づくほどアルカリ性が強くなります。

pH値の表

人が問題なく飲用できるのは、pH5.0〜9.9の範囲内にあるお水です。
しかし、より体に健康的な働きかけを行ってくれるのは、『pH7.0以上〜9.9のアルカリ性のミネラルウォーター』です!

これは、私たち人間の体内はpH7.4前後のアルカリ性に保たれているので、同じアルカリ性のお水の方が水分吸収の効率が良くなるとされているからです。

また、ストレスや疲労から体が酸性に傾いてしまうと、体調が優れなくなったり、病気や老化を促進させる原因となってしまいます。
普段からアルカリ性のお水を摂取することで、体が酸性に偏ってしまうのを防ぎ、体調を整えることができます。

飲料水の種類

皆さんが「ミネラルウォーター」と一括りにしている飲料水には、実は4つの種類があるのはご存知でしたか?

日本では農林水産省によって規定された「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」というものがあり、使用する水源や加工法などの違いによって分類されているのです。
飲料水の種類

■ナチュラルミネラルウォーター(天然水)

地中でろ過される過程でミネラルがたくさん溶け込んだ地下水のこと。最低限の殺菌処理(ろ過・沈殿・加熱)だけを行い、人工的にミネラルを添加したり、もとの成分を調整したりしていない。

■ナチュラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターと比べて、含有するミネラル成分が少ない地下水のこと。こちらも最低限の殺菌処理だけを行い、ミネラルの添加や成分調整をしていない。

■ミネラルウォーター

複数の地下水(水道水や蒸留水も可)を混ぜたり、ミネラル成分を添加・調整している飲料水のこと。ろ過・沈殿・加熱殺菌以外にも、オゾン殺菌や紫外線殺菌なども認められている。

■ボトルドウォーター

上記の3つに当てはまらず、食品衛生法に基づく殺菌処理がされたお水のこと。飲用可能な水になるまでの処理方法が限定されていない。

上記の4つの種類の中で、安心安全でミネラルを豊富に含み、かつ自然ままのおいしさを感じられるのは『ナチュラルミネラルウォーター(天然水)』です。

ナチュラルミネラルウォーターは厳しい基準をクリアした非常に安全でおいしいお水なので、赤ちゃんからお年寄りの方まで安心して飲むことができます。

水のプロ厳選!日本人に合うおいしいミネラルウォーター10選!

第1位 財宝

第1位 財宝

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(温泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:6.8mg
カリウム:0.13mg
マグネシウム:0.02mg
カルシウム:0.18mg
pH値 8.9
硬度 4mg/L
採水地 鹿児島県垂水市浜平
価格 約97円(税抜)/ 500mlあたり

1位は鹿児島県桜島の恩恵をたっぷりと受けた天然温泉水「財宝」です!
鹿児島の豊かな地層の中で約3万年もの時をかけてろ過された雨水は、汚染の心配も少なく、硬度4mg/Lというケタ違いの超軟水になっているため、口当たりまろやかでどなたでも安心して飲めるお水となっています!
温泉水の中ではお手頃な価格帯となっているので、コストパフォーマンスの面も◎!料理などにも気軽に使用できるのが嬉しいポイントです!

第2位 富士山のおもてなし アルカリイオン9.70

第2位 富士山のおもてなし アルカリイオン9.70

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(温泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:3.44mg
カリウム:0.05mg
マグネシウム:0.005mg
カルシウム:0.63mg
pH値 9.7
硬度 26mg/L
採水地 静岡県裾野市
価格 200円(税抜)/ 440mlあたり

2位は日本のシンボル、富士山の恵みをたっぷりと受けた希少な温泉水「富士山のおもてなし アルカリイオン9.70」です!
日本で最も深い地下1,500mから汲み上げた原水は汚染の心配が非常に少ないのが特徴です。硬度26mg/Lとほどよい数値の軟水のため、口当たりが良くミネラル補給にも適しています。
また、pH9.7とアルカリ度が高いお水なので、体内をアルカリ性に整え、健康維持に一役買ってくれるミネラルウォーターです!

第3位 クリスタルガイザー(CRYSTAL GEYSER)

クリスタルガイザー(CRYSTAL GEYSER)

名称 スプリングミネラルウォーター
原材料名 水(湧水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:1.13mg
カリウム:0.18mg
マグネシウム:0.54mg
カルシウム:0.64mg
バナジウム 55μg/L
pH値 7.6
硬度 38mg/L
採水地 ウィード(シャスタ水源)
価格 100円(税抜)/ 500mlあたり

3位は、アメリカのカリフォルニア州北部の山、マウント・シャスタの湧き水を使用した「CRYSTAL GEYSER(クリスタルガイザー)」!
硬度が38mg/Lと、欧米産のミネラルウォーターでは珍しい日本人好みのする軟水で、お手頃な価格で購入できるのも好印象!
また、血糖値の改善や脂肪燃焼を促してくれるとされるミネラル成分「バナジウム」も含有しているため、健康志向の高い方にオススメです!

第4位 桜島 活泉水

桜島 活泉水

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(温泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:11.9mg
カリウム:0.30mg
マグネシウム:0.02mg
カルシウム:0.02mg
pH値 8.8〜9.5
硬度 2.75mg/L
採水地 鹿児島県垂水市
価格 約164円(税抜)/ 500mlあたり

4位は、第1位の財宝と同じく鹿児島県垂水市の温泉水を使用した「桜島 活泉水」です!
少々お高めの価格帯ですが、硬度が2.75mg/Lと財宝をさらに下回る超軟水で、口に含んだ瞬間に甘みを感じるほどの柔らかさが特徴!
1万年以上にわたって火山層にろ過された高アルカリ度のお水は、地下700mから採水されているため安全性も◎です!

第5位 サントリー 南アルプスの天然水

サントリー 南アルプスの天然水

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(鉱水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:0.4~1.0mg
カリウム:0.1~0.5mg
マグネシウム:0.1~0.3mg
カルシウム:0.6~1.5mg
pH値 約7
硬度 約30mg/L
採水地 山梨県北杜市白州町
価格 約130円(税抜)/ 550mlあたり

5位は、山梨県の南アルプス国立公園北部の地下水をボトリングした「サントリー 南アルプスの天然水」です!
標高3,000mを越える雄大な山々に降り注いだ雨雪がろ過されたその水は、スッキリとした後味が特徴でミネラル補給にもGOOD!
サントリーは採水地の環境保全にも取り組んでいるため、その水質の高さと安全性は折り紙付きです!

第6位 日田天領水

日田天領水

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(深井戸水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:2.2mg
カリウム:0.84mg
マグネシウム:0.19mg
カルシウム:0.96mg
pH値 8.3
硬度 32mg/L
採水地 大分県日田市
価格 約150円(税抜)/ 500mlあたり

6位は、大分県日田市の自然豊かな環境と特徴的な地質によって育まれた地下水を使用する「日田天領水」です!
天然の活性水素水としても有名で、人工的に水素ガスを注入した水素水とは違い、安定して水中に水素を存在させることができます。
程よい硬度の軟水でスッキリと飲みやすく、また弱アルカリ性のお水なので体にも優しいのが特徴です!

第7位 フィジーウォーター(FIJI Water)

第7位 フィジーウォーター(FIJI Water)

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(鉱泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:1.8mg
カリウム:0.5mg
マグネシウム:1.8mg
カルシウム:8.0mg
シリカ 93mg/L
pH値 7.7
硬度 106mg/L
採水地 FIJI Viti Levu Island
価格 約200円(税抜)/ 500mlあたり

7位は、南太平洋の楽園フィジーからやってきた天然水「フィジーウォーター」です!
フィジーは厳しい環境保護政策がとられている島国で、手付かずのままの熱帯雨林と火山岩の地層によって磨かれた地下水は、清らかでミネラルを豊富に含んでいます。
軟水の中では比較的硬度が高いので、他のお水よりは少しクセを感じるかもしれませんが、美肌づくりの手助けとなってくれる「シリカ」が豊富に含まれています!

第8位 アサヒ おいしい水 富士山のバナジウム天然水

第8位 アサヒ おいしい水 富士山のバナジウム天然水

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(深井戸水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:0.2~1.3mg
カリウム:0.02~0.23mg
マグネシウム:0.1~0.6mg
カルシウム:0.3~1.6mg
バナジウム 62μg/L
pH値 8.0
硬度 29mg/L
採水地 山梨県富士吉田市
価格 115円(税抜)/ 600mlあたり

8位は、富士山の麓、山梨県富士吉田市の地下水をボトリングした「アサヒ おいしい水 富士山のバナジウム天然水」!
富士山には日本では珍しい玄武岩の地層があり、雨や雪がその地層を長い歳月をかけてろ過されることによって、体にうれしいミネラル成分「バナジウム」を豊富に含有しています。
このお水は殺菌のために加熱処理を行うのではなく、ろ過処理によって手間ひまかけて作られているため、自然そのままの味を楽しむことができます。

第9位 温泉水99

第9位 温泉水99

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(温泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:5.00mg
カリウム:0.08mg
マグネシウム:0.01mg
カルシウム:0.05mg
pH値 9.5〜9.9
硬度 1.7mg/L
採水地 鹿児島県垂水市
価格 約160円(税抜)/ 500mlあたり

9位は、またまたミネラルウォーターの激戦区、鹿児島県垂水市が採水地の「温泉水99」です!
非常に高いアルカリ度と硬度が極めて低い超軟水であることが特徴で、芸能人や美容家も愛飲していることで話題となっている温泉水です。
とてもまろやかで強い甘みを感じるその水質は、そのまま飲むも良し料理に使うも良しな万能水です!

第10位 ボルヴィック(Volvic)

第10位 ボルヴィック(Volvic)

名称 ナチュラルミネラルウォーター
原材料名 水(鉱泉水)
栄養成分
(100ml中)
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
ナトリウム:1.16mg
カリウム:0.62mg
マグネシウム:0.80mg
カルシウム:1.15mg
pH値 7.0
硬度 60mg/L
採水地 フランス ボルヴィック
価格 115円(税抜)/ 500mlあたり

10位は、ヨーロッパ最大級の自然保護区にあるフランスのボルヴィック村の地下水を使用した「ボルヴィック」です!
採水地の環境保護と徹底した水質管理によって、ろ過や加熱などの殺菌処理を一切行わずにそのまま飲むことができる、非常に貴重なミネラルウォーターです!
ヨーロッパ産の水としては珍しい軟水なので、日本人にも親しみやすいお水です。自然本来の味を味わえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は日本人の口と体に適しているお水ということで、軟水に特化して筆者オススメのミネラルウォーターを10個ご紹介させていただきました。

おいしいミネラルウォーター選びのポイントは、
  • 硬度が120mg/L以下の軟水
  • pH値が7.0以上のアルカリ寄りの水
  • 種類はナチュラルミネラルウォーター(天然水)
の、上記のこの3つ。

コンビニなどでお水を購入する際は、一度ラベルの裏の表示を確認してから購入するとより安心です。

今回ご紹介したミネラルウォーター以外にも、あなたのお好みのミネラルウォーターを探してみてはいかがでしょうか?